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日別アーカイブ: 2025年4月21日

重量興業のよもやま話~第6回~

皆さんこんにちは!

 

重量興業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

シリーズ⑥:建設機械運搬のリアルな現場ストーリー

~トラブルも学びに変える、現場のプロフェッショナルたち~

前回は、建設機械運搬の技術や工夫についてご紹介しましたが、今回は一歩踏み込んで、実際の現場で起きたエピソードをお届けします。

搬入・搬出は一発勝負の世界。時には思いがけないトラブルに直面することもあります。
そんなときにどう対応するか――それこそが、本当のプロの腕の見せどころです。


■ ケース①:突然のゲリラ豪雨で積み込み中断

 

ある夏の日、朝から快晴で順調に重機の積み込み作業を進めていた現場。
ところが午後に入り、突如として激しいゲリラ豪雨に襲われました。

▶ ラダーが滑りやすくなり、重機が傾いてスリップしかける
▶ 急遽、積み込みを中断し、滑り止めと雨対策を実施
▶ 車体の固定を確認しなおし、無理せず翌朝に再トライ

「納期が迫っているから」と無理をせず、“安全第一”を優先する判断をしたことで、結果的に事故も遅延もなく無事納品できました。


■ ケース②:現場入り口にまさかの“段差トラップ”!

 

とある住宅造成地にて、重機の搬入が予定されていた日。
トレーラーで現場入りしようとしたところ、入り口のアスファルトが施工されておらず、段差が予想以上に大きいことが判明。

▶ 急遽バックで進入方向を変更
▶ 現場スタッフと連携し、簡易スロープを即席で設置
▶ 車両の腹を擦らず、安全に進入成功!

その場で対応策を考え、臨機応変に判断・指示できる経験値こそが、プロのドライバーに求められる力です。


■ ケース③:通学時間帯に重なった現場搬出

 

ある都市部の工事現場での搬出作業。
予定通り準備が整ったが、ちょうど通学時間に重なってしまい、小学生が周辺に多数

▶ 作業を一時中断
▶ 現場監督・誘導員と連携し、安全確保を最優先
▶ 15分後に改めて作業再開、保護者からも感謝の声

「急がば回れ」。この精神が、トラブルを未然に防ぎ、結果的に信頼と安全を守ることにつながります。


✅まとめ:経験の数だけ、判断力が鍛えられる

 

建設機械の運搬は、毎回が“違う現場”“違う条件”との戦いです。
そして、その一つひとつの現場で得た経験こそが、現場力と信頼につながる財産になります。

どんなときも、安全と丁寧さを最優先に。
これからも私たちは、現場の一員として、確かな技術と誠実な対応で、建設現場を陰から支えてまいります。

 

次回もお楽しみに!

 

 

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