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皆さんこんにちは!
重量興業株式会社、更新担当の富山です。
前回は、「建設機械運搬とは何か?」についてお話ししましたが、今回は実際にどんな建設機械をどのように運搬しているのかを詳しく紹介していきます。
建設現場では、さまざまな種類の重機や機械が活躍していますが、それぞれの大きさや用途によって運搬方法が変わってきます。
今回は、建設機械の種類ごとに特徴や運搬時の注意点も交えながら解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
特徴:
ショベルカーは、土木工事や解体工事で最もよく使われる建設機械のひとつです。
バケット(掘削部)を使って土や砂利、瓦礫をすくい取ったり、掘削作業を行ったりするのが主な役割。
機体が360度回転するため、狭い場所でも効率的に作業ができるのが特徴です。
運搬方法:
ショベルカーには、小型から大型までさまざまな種類があります。
✔ 小型(ミニショベル):4トン車やユニック車で運搬が可能。
✔ 中型(10tクラス):セルフローダー(傾斜式の荷台がついたトラック)を使用。
✔ 大型(20t以上):低床トレーラーを使用し、特殊車両通行許可を取得して運搬。
運搬時の注意点:
ショベルカーはキャタピラー式が多く、一般道を自走することはできません。
そのため、専用のトラックで運搬する必要があります。
また、バケット部分が飛び出しすぎると、運搬中のバランスが悪くなるため、適切な位置で固定することが重要です。
特徴:
ブルドーザーは、土を押しならしたり、大量の土砂を移動させたりするために使われる重機です。
ショベルカーとは異なり、バケットではなく、機体前面に大きなブレード(押し板)が付いているのが特徴です。
運搬方法:
✔ 小型(10t以下):ユニック車やセルフローダーで運搬。
✔ 中型(10t~20tクラス):低床トレーラーでの運搬が基本。
✔ 大型(30t以上):分解輸送が必要な場合もあり、特別な運搬計画が必要。
運搬時の注意点:
ブルドーザーはキャタピラー(クローラー)式なので、道路のアスファルトを傷つける可能性があり、基本的に公道を走ることはできません。
運搬時には、ブレード部分を取り外す場合もあり、事前に分解作業が必要になることもあります。
特徴:
クレーン車は、高所作業や重量物の移動に欠かせない機械です。
自走式クレーンとトラックに搭載するタイプがあり、工事現場の規模に応じて異なる種類が使われます。
運搬方法:
✔ 小型クレーン(ユニック車):自走できる場合が多く、運搬の必要なし。
✔ 中型(25t~50tクラス):クレーン車自体が走行可能なものもあるが、距離が長い場合はトレーラーで運搬。
✔ 大型(100t以上):解体し、トレーラーで複数回に分けて運搬する必要あり。
運搬時の注意点:
大型クレーンの場合、道路交通法の特殊車両通行許可を取得しなければならない場合が多く、事前の手続きが重要になります。
また、クレーンのアーム部分は伸縮式になっているため、適切に収納して固定する必要があります。
特徴:
建設現場では、電源が確保できないことが多いため、大型の発電機やコンプレッサー(圧縮空気を供給する機械)が必要になります。
特に都市部の工事では騒音を抑えた静音型の発電機が求められることが多いです。
運搬方法:
✔ 小型発電機(100kg未満):軽トラックや2トントラックで運搬可能。
✔ 中型・大型発電機(数トン以上):フォークリフトで積み込み、平ボディトラックやユニック車を使用して運搬。
運搬時の注意点:
発電機やコンプレッサーは振動に弱いため、運搬時にしっかりと固定することが大切です。
また、燃料が入った状態での運搬は火災リスクがあるため、法律に基づいた適切な処理が求められます。
今回は、建設現場で使われる主な機械の種類と、それらの運搬方法について詳しくお話ししました。
次回は、**「建設機械を運搬するための車両とその特徴」**について、さらに詳しく解説していきます。
✔ どんなトラックやトレーラーが使われるのか?
✔ 運搬する機械によって、どの車両を選ぶべきか?
✔ 実際の運搬時に気をつけるべきポイントとは?
建設機械運搬には、それぞれの機械に適した車両を使うことが不可欠です。
安全かつスムーズに機械を届けるための工夫について、詳しくお伝えしますので、ぜひ次回もご覧ください!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
重量興業株式会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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皆さんこんにちは!
重量興業株式会社、更新担当の富山です。
いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?
風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!
さて、本日からシリーズ更新が始まります!
重量興業株式会社監修!
重機回送雑学講座!
重機回送に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。
記念すべき第1回目のテーマは!
建設現場で活躍する重機や機械を、安全かつスムーズに現場へ届けるのが私たちの仕事です。
クレーンやショベルカー、ブルドーザーなどの大型建機から、小型の発電機やコンプレッサーまで、現場で必要とされるあらゆる機械を、安全かつ確実に運搬するのが私たちの役割です。
一般の方が道路を走っているときに、大型の建設機械を積んだトレーラーを見かけることがあるかもしれません。
しかし、その裏側でどれほどの計画や調整、安全対策が行われているのかまでは、なかなか知られていませんよね。
このブログシリーズでは、そんな建設機械運搬の仕事について、分かりやすく、そして少しだけ現場の裏側ものぞいていただけるような内容をお届けしていきます。
✔ 建設機械運搬の基本と役割
✔ 運搬時の工夫や注意点
✔ 安全管理や法規制について
✔ 現場でのリアルなエピソード
建設業界に携わっている方はもちろん、普段この仕事に触れることのない方にも、「こんな世界があるんだ!」と興味を持ってもらえたら嬉しいです。
まず、今回は「建設機械運搬とは?」について詳しくお話ししていきます。
建設現場では、さまざまな重機や機械が使われています。
例えば、道路工事にはショベルカーやブルドーザーが必要ですし、高層ビルの建設現場ではクレーンが欠かせません。
これらの建機はそれぞれに重要な役割を担っており、工事の進行に直接関わっています。
しかし、こうした建機はほとんどの場合、自走して現場まで移動することができません。
小型のショベルカーであれば短距離なら移動できる場合もありますが、大型のクレーンやブルドーザーは道路を走ることができず、移動には専用の運搬車両が必要になります。
ここで私たちのような建設機械運搬の専門会社が登場します。
✔ 工事のスケジュールに合わせて、必要な建機をピンポイントで届ける
→ 現場では工事の進行に合わせて、適切なタイミングで重機が届くことが重要です。運搬が遅れると工事がストップしてしまうため、時間管理がシビアに求められます。
✔ 道路交通法を守りながら、安全に運搬する
→ 建設機械の運搬は一般車両と異なり、特殊車両通行許可を取得する必要があったり、積載のルールが厳格に決められていたりします。
そのため、法律をしっかり守りながら、最適なルートを計画して運搬することが求められます。
✔ 現場の状況を考慮し、スムーズな搬入・搬出を行う
→ 建設現場は必ずしも広々としたスペースがあるとは限りません。
狭い道を通る必要があったり、搬入時に障害物があったりと、現場ごとに条件が異なります。
そのため、運搬時には事前の確認や計画が欠かせません。
これらを確実にこなすことで、建設現場が円滑に進むのです。
もし重機の到着が遅れたり、うまく搬入できなかったりすると、工事全体の進行に大きな影響を与えてしまいます。
だからこそ、建設機械運搬のプロとして、時間厳守・安全確保・スムーズな搬入出を徹底することが求められます。
建設機械の運搬は、一見シンプルに見えて実はとても奥が深い仕事です。
運搬する重機によって車両の種類が変わりますし、積み込みや積み下ろしの方法も異なります。
さらに、ルート選定や法規制の遵守、搬入現場での対応など、多くの調整が必要です。
例えば、大型のクレーンを運搬する場合は、通行可能な道路を事前に調査し、高さ制限や重量制限をクリアできるルートを選定する必要があります。
また、搬入先のスペースが限られている場合は、バックで慎重に進入するなど、高度な運転技術も求められます。
また、天候や道路状況によっては予定通りに進まないこともあり、その都度柔軟な対応が求められます。
こうした現場での判断力や経験が、運搬のプロとしての腕の見せどころとなります。
今回は、建設機械運搬の重要性や役割についてお話ししましたが、「実際にどんな機械をどのように運ぶのか?」については、まだ触れていませんよね。
次回のブログでは、具体的な建設機械の種類と、それぞれに適した運搬方法や車両について詳しく解説していきます。
✔ どんな建設機械が運搬されるのか?
✔ 機械の大きさや種類によって、どのような車両を使うのか?
✔ 運搬時に気をつけるポイントとは?
こうした内容を、分かりやすくお届けしますので、ぜひお楽しみに!
建設現場の仕事を陰で支える、建設機械運搬の世界をぜひ知ってもらえたら嬉しいです。
次回もぜひチェックしてください!
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私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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