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重量興業のよもやま話~第25回~

皆さんこんにちは!

 

神奈川県茅ヶ崎市を拠点に一般運送業と重機回送運搬を行っている

重量興業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

 

雨天時の注意点

重機回送業で事故を防ぐために|スリップ・視界不良への実践対策 🚛🌧️

重機回送は、ただでさえ「重量物」「長尺」「高重心」を扱う高難度の業務です。
そこに雨天が重なると、路面状況・視界・制動距離・作業環境が一気に悪化し、事故リスクは平常時より高まります。⚠️

特に、

  • スリップによる進路逸脱

  • ブレーキ時の制動距離延長

  • バック時の死角拡大

  • 荷台上作業での転倒
    は、重機回送で起きやすい重大リスクです。

今回は、重機回送業における雨天時の注意点を、現場で使える形でわかりやすく整理します。
「気をつける」だけでなく、事故を減らすための仕組み化まで解説します。📘


なぜ雨の日は危険度が上がるのか? ☔

1) 路面μ(摩擦係数)の低下

濡れた路面はタイヤのグリップが落ち、特にマンホール・鉄板・白線・橋梁ジョイント上で滑りやすくなります。
重機回送車は車重が大きいため、いったん滑ると立て直しが難しくなります。

2) 視界不良

雨粒・曇り・夜間反射で視認性が低下。
前方車両だけでなく、歩行者・自転車・誘導員の視認遅れが発生しやすいです。👀

3) 制動距離の延長

同じ速度でも停止距離は伸びます。
「いつもの感覚」でブレーキを踏むと、交差点や下り坂で追突・接触の危険が増えます。

4) 荷役環境の悪化

荷台・ラダー・足場が濡れることで、乗り込み・固定作業時の転倒リスクが上がります。
人身事故はここで起こることが非常に多いです。


雨天時の基本運転ルール(重機回送版) 🚚

① 速度は“制限速度以内”ではなく“状況適正”へ

雨の日は速度を一段落として運行するのが鉄則です。
とくに以下は減速を徹底しましょう。

  • カーブ進入前

  • 下り坂

  • 交差点進入時

  • 橋梁部・鉄板敷き区間

  • トンネル出入口(明暗差あり)

目安:平常時より余裕を持った巡航速度へ。
「急がない」が最速で安全に着く近道です。⏱️✅

② 車間距離は“普段の1.5〜2倍”意識

急制動を避けるため、前車との間隔を広く取ります。
荷重が大きい車両ほど止まりにくいことを前提に運転しましょう。

③ 急操作をしない

急ハンドル・急ブレーキ・急加速はスリップの原因。
回送車は荷重バランスの影響も受けるため、操作はなめらかに行うのが基本です。

④ ワイパー・デフロスター・ライトを早めに使用

「見える」と「見られる」を同時に確保。
昼間でも降雨時は点灯し、被視認性を高めます。💡


出発前チェックで差がつくポイント 🔧

雨天時は、運転技術より出発前点検で結果が変わります。

  • タイヤ溝・空気圧(偏摩耗含む)

  • ワイパーゴムの劣化

  • ウォッシャー液残量

  • ブレーキの効き・違和感

  • 灯火類(ヘッド・テール・作業灯)

  • ミラー・カメラの汚れ

  • 固縛具(チェーン・ベルト)の状態

  • 荷台・ラダーの滑り止め状態

点検で1つでも不安があれば、運行前に是正。
「行けるだろう」は雨天時ほど危険です。⚠️


積み込み・荷下ろし時の雨天対策(超重要) 🏗️

重機回送は、運転中より荷役時の事故も多発します。
雨天時は以下を徹底してください。

1) 足元養生

  • 滑りやすい場所へ滑り止めマット

  • 水たまり除去

  • 泥の持ち込み対策

2) 誘導ルール固定

  • 誘導員の立ち位置を明確化

  • 合図はシンプルな共通動作に統一

  • 無線・声掛けの優先順位を決める

3) ラダー角度・接地確認

濡れたラダーは滑りやすいため、角度過大は厳禁。
接地状態と固定ピンを必ずダブルチェックします。

4) 固縛は“いつも以上に丁寧に”

雨による振動・滑りを見込んで、固定ポイントを再確認。
出発後の早い段階で増し締め確認を行うと安心です。🔗


雨天運行でよくある失敗と対策 ❌➡️⭕️

失敗①:時間遅れを取り戻そうとして速度を上げる

➡ 対策:遅延前提で配車。到着見込みを早めに共有する。

失敗②:視界が悪いのに通常ルートを維持

➡ 対策:冠水・渋滞リスクの低い代替ルートを事前準備。

失敗③:荷役時に「少しだけ」と急ぐ

➡ 対策:雨天時は作業時間を延長見込みで工程設定。

失敗④:運転者任せで判断基準がない

➡ 対策:社内で雨天時運行基準(中止/延期/条件付き実施)を明文化。


会社として整えるべき「雨天標準化」📋

事故を減らす会社は、個人の頑張りではなく仕組みで守っています。

  1. 雨天時運行チェックシートの導入

  2. 荷役中止基準(風雨・視程)を明確化

  3. 出発可否の判断責任者を固定

  4. ヒヤリハットを週次で共有

  5. ドラレコ・作業写真で検証文化を作る

この5つを回すだけで、再発率は大きく下がります。📉


まとめ 🌈

重機回送業における雨天時の基本はシンプルです。
「速度を抑える」「視界を確保する」「荷役を急がない」
ただし、現場で本当に効くのは、これを個人判断にせず、会社の標準運用に落とし込むことです。

  • スリップ対策=急操作回避+適正速度

  • 視界不良対策=灯火・ワイパー・被視認性

  • 荷役事故対策=足元管理+誘導統一+固縛徹底

雨は避けられません。
でも、事故は減らせます。
今日からできる小さな標準化を積み重ねて、
「安全かつ確実に届ける」重機回送品質を高めていきましょう。🚛✅

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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