ブログ|重量興業株式会社

オフィシャルブログ

重量興業のよもやま話~第8回~

皆さんこんにちは!

 

重量興業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

【シリーズ⑧】未来の建設機械運搬と新しい技術

~運搬は「次のフェーズ」へ。変わる現場と進化する技術~

時代は変わり、建設現場にも革新的な技術が次々と導入されています。
その波は、もちろん“運搬”の世界にも押し寄せています。

今回は、近未来に向けた運搬業務の変化と、それを支える新技術について展望してみましょう。


■ 1. GPS・IoTで「見える運搬」へ

 

今や、多くの建設業者が運搬業者と情報共有する際、GPS付きの車両管理が当たり前になっています。
「今どこにいる?」「あと何分で到着?」「渋滞していないか?」といった情報を、スマホや管理アプリでリアルタイムに共有。

これにより、

  • 現場の受け入れ準備の効率化

  • 遅延リスクの即時把握

  • ドライバーの安全運転支援

といった、業務の質が格段に向上しています。

さらに、荷台にセンサーを設置し、

  • 温度

  • 振動

  • 傾き
    などをモニタリングできるようになれば、建機や高額部材の品質保持にも一役買うことができます。


■ 2. 自動運転と無人運搬の未来

 

現在、自動運転トラックの実証実験が各地で進行中です。
建設現場で使われる大型特殊車両の搬入・搬出にも、自動走行技術の活用が期待されています。

具体的には――

  • 特定ルートのみ自動運転(現場⇔ヤード間など)

  • 自律走行ロボットによる小型部材の配送

  • 隊列走行による複数台の効率運搬

など、人的リソースの不足を補いつつ、事故や労災リスクを減らすための新しい仕組みが開発されています。


■ 3. 環境配慮型運搬の推進

 

建設業界全体が「カーボンニュートラル」や「ゼロエミッション」を目指す中、運搬の世界でも電動車両や水素燃料トラックの導入が加速しています。

また、AIを使って配送ルートや積載量を最適化することで、

  • 移動距離を減らす

  • 積載効率を上げる

  • 待機時間を減らす

といった、環境への負荷を抑える取り組みも進行中です。


■ 4. 「運搬士」という新しい働き方へ

 

今後の建設運搬業は、単なる「運転手」から、「現場を理解し、計画を調整し、技術を使いこなすプロ」へと進化していきます。

  • CADや施工図を見ながら搬入計画を立てる

  • ITツールを使って進捗を管理する

  • ドローンで現場状況を確認する

  • 作業者と連携して、安全かつ効率的に搬入を完了させる

こうした多能工化が進み、“運ぶ”ことに留まらない運搬士の需要は今後ますます高まっていくでしょう。

次回もお楽しみに!

 

 

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重量興業のよもやま話~第7回~

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重量興業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

【シリーズ⑦】建設業界を支える運搬の役割

~現場を動かす「縁の下の力持ち」~

今回は建設機械・資材の「運搬」という仕事が、いかに建設業界全体を支えているかについて、より広い視点からご紹介していきます。

「建設の仕事」と聞くと、まず思い浮かぶのは“建物を建てる”“重機を操作する”といった作業現場そのものかもしれません。しかしその背景には、現場で使用する材料や機械を確実に現地に届ける“運搬のプロフェッショナル”たちの存在があることを、決して忘れてはいけません。


■ 工事は「運ばれなければ始まらない」

 

建設現場に必要なもの――
・鉄骨・鉄筋・コンクリート部材・仮設資材(足場・型枠など)
・配管資材・電線・断熱材・内装材
・ショベルカーやブルドーザー、クレーンなどの大型建設機械
・作業用の工具や消耗品

これらすべてが「どこかから運ばれてくる」ことで初めて現場がスタートします。
つまり、運搬=建設の初動であり、運搬が滞れば、現場そのものが止まるということです。


■ 運搬は“段取り”そのもの

 

建設の現場では「段取り八分、仕事二分」と言われるほど、事前の準備が大切です。
資材の到着が1日遅れただけで、クレーン作業や土木工事、仕上げ工程まで domino のようにズレ込んでしまう……そんな緊張感の中で、運搬業者は「段取りの一部」として動いているのです。

特に、鉄骨やPCパネル(プレキャスト)などの大型建材や、油圧ショベル・ホイールローダーといった大型機械の搬入は、道路使用許可・誘導員の配置・時間指定搬入など、細かな準備が必要です。


■ 現場との信頼関係が成否を分ける

 

現場の作業員たちは、「あそこの運搬屋は信頼できる」と感じる業者に厚い信頼を寄せます。

  • 必ず時間どおりに到着する

  • 雨でも荒天でも現場に合わせた対応をする

  • 段取りが変わったら即対応

  • 積み荷の安全確認・荷下ろしの補助も率先して対応

こういった姿勢が、「また頼みたい」運搬業者として選ばれ続ける理由となります。逆に、時間にルーズだったり、安全意識の低い業者は、どんなに技術があっても現場から敬遠されます。


■ 業界全体の効率・安全に直結する仕事

 

建設業界全体を俯瞰すれば、運搬という仕事は単に“物を動かす”役割にとどまりません。
工程全体の管理、安全対策、物流効率、さらには現場の生産性向上にも密接に関わっています。

  • 遅延が減る=全体工期の短縮

  • 積載効率が上がる=コスト削減

  • 交通整理や誘導との連携=地域安全の向上

こうした要素の積み重ねが、業界の信頼性や社会的評価にもつながっていくのです。


■ “運搬のプロ”としての誇り

 

私たちは日々、建設業界を裏から支えています。
誰も見ていない早朝に機械を積み込み、誰も気づかないタイミングで現場に資材を届け、静かに去る――その一連の動きの中に、プロとしての自負と責任感が宿っています。

この“地味だけど絶対に欠かせない”運搬の仕事こそ、建設業界を根底から支える存在だと、私たちは胸を張って言えるのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

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重量興業のよもやま話~第6回~

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シリーズ⑥:建設機械運搬のリアルな現場ストーリー

~トラブルも学びに変える、現場のプロフェッショナルたち~

前回は、建設機械運搬の技術や工夫についてご紹介しましたが、今回は一歩踏み込んで、実際の現場で起きたエピソードをお届けします。

搬入・搬出は一発勝負の世界。時には思いがけないトラブルに直面することもあります。
そんなときにどう対応するか――それこそが、本当のプロの腕の見せどころです。


■ ケース①:突然のゲリラ豪雨で積み込み中断

 

ある夏の日、朝から快晴で順調に重機の積み込み作業を進めていた現場。
ところが午後に入り、突如として激しいゲリラ豪雨に襲われました。

▶ ラダーが滑りやすくなり、重機が傾いてスリップしかける
▶ 急遽、積み込みを中断し、滑り止めと雨対策を実施
▶ 車体の固定を確認しなおし、無理せず翌朝に再トライ

「納期が迫っているから」と無理をせず、“安全第一”を優先する判断をしたことで、結果的に事故も遅延もなく無事納品できました。


■ ケース②:現場入り口にまさかの“段差トラップ”!

 

とある住宅造成地にて、重機の搬入が予定されていた日。
トレーラーで現場入りしようとしたところ、入り口のアスファルトが施工されておらず、段差が予想以上に大きいことが判明。

▶ 急遽バックで進入方向を変更
▶ 現場スタッフと連携し、簡易スロープを即席で設置
▶ 車両の腹を擦らず、安全に進入成功!

その場で対応策を考え、臨機応変に判断・指示できる経験値こそが、プロのドライバーに求められる力です。


■ ケース③:通学時間帯に重なった現場搬出

 

ある都市部の工事現場での搬出作業。
予定通り準備が整ったが、ちょうど通学時間に重なってしまい、小学生が周辺に多数

▶ 作業を一時中断
▶ 現場監督・誘導員と連携し、安全確保を最優先
▶ 15分後に改めて作業再開、保護者からも感謝の声

「急がば回れ」。この精神が、トラブルを未然に防ぎ、結果的に信頼と安全を守ることにつながります。


✅まとめ:経験の数だけ、判断力が鍛えられる

 

建設機械の運搬は、毎回が“違う現場”“違う条件”との戦いです。
そして、その一つひとつの現場で得た経験こそが、現場力と信頼につながる財産になります。

どんなときも、安全と丁寧さを最優先に。
これからも私たちは、現場の一員として、確かな技術と誠実な対応で、建設現場を陰から支えてまいります。

 

次回もお楽しみに!

 

 

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重量興業のよもやま話~第5回~

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シリーズ⑤:建設機械運搬の裏側!

~プロの技術と工夫が光る“積み込み”と“現場搬入”のリアル~

今回は、普段はあまり表に出ることのない**「建設機械の運搬作業」**について、現場の視点からご紹介します。

ショベルカーやブルドーザー、クレーンなどの大型重機を安全かつ効率的に現場へ届ける――
その裏側には、プロの技術と細やかな工夫が詰まっています。


■ 重機の積み込みは“段取り八分”がすべて!

 

一見、ただトレーラーやセーフティーローダーに乗せるだけ…と思われがちですが、
実際の積み込み作業は慎重さと高い判断力が求められる作業です。

🚜 積み込み時のポイント

  • 重心のバランスを確認しながらラダー(スロープ)に乗せる

  • 傾斜角度や路面状態を事前チェック(滑り防止・ラダー固定)

  • 重機の形状・大きさに応じて最適な積載位置を調整

  • 運転者と誘導者の声掛け・合図の徹底

特に雨の日や傾斜のある現場では、わずかなズレが事故につながるため、一瞬の気の緩みも許されません。


■ 狭い現場での搬入・搬出は、経験がモノを言う!

 

都市部や住宅密集地など、現場への進入路が極端に狭いケースも珍しくありません。

🔧 よくある現場の課題と工夫

  • 「電柱ギリギリを通る」「民家との隙間20cmしかない」
    → ドライバーがミリ単位でハンドル操作しながら進入

  • 「Uターンできない」
    後進での搬入を想定したルート構成

  • 「通学路・交通量の多いエリア」
    誘導員を複数配置して安全確保

 

こうした場面では、**事前の下見(現地調査)**がカギを握ります。
実際に地形を確認し、「何時に搬入すべきか」「どの角度で旋回するか」まで細かく段取りを組んでおくことで、当日の作業がスムーズに進行します。


■ 運搬は“チームプレイ”

 

積み込みから搬入・搬出まで、すべてを一人でこなしているように見えても、
その背後には作業スタッフ・重機オペ・現場監督との連携が欠かせません。

たとえば、

  • 積み込み時の合図出し

  • 現場での安全確認

  • 工事の進行状況に応じたタイミング調整

 

すべてがスムーズにかみ合ってこそ、「予定通りに運べた!」という結果につながります。


✅まとめ:派手ではないけれど、確かな職人技が光る仕事

 

建設現場で活躍する重機の“搬送役”――それが建設機械運搬の仕事です。
人目には付きにくい裏方の業務ですが、精密な作業と高い技術力が支えているからこそ、現場は予定通りに動いています。

次回は、そんな運搬の現場で実際にあった“ヒヤリ”とした出来事や、トラブルを乗り越えたリアルなストーリーをご紹介します!

 

次回もお楽しみに!

 

 

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重量興業のよもやま話~第4回~

 

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建設機械や重量物を運搬する際には、安全対策と法律の遵守が非常に重要です。


特に、大型の建設機械や資材を運ぶ特殊車両は、一般の車両と異なる規制があるため、しっかりとルールを理解することが必要になります。

今回は、特殊車両の規制、積載のルール、運搬時の安全対策について詳しく解説します!


どうすれば安全に運搬できるのか?」「どんな法律を守るべきなのか?」など、運搬時に押さえておくべきポイントを見ていきましょう💡


🚛 1. 特殊車両の規制とは?道路交通法におけるルール

 

特殊車両とは?
一般的なトラックよりもサイズが大きく、重量のある車両のことを指します。
特に、建設機械の運搬に使われるトレーラー・セルフローダー・ユニック車などは、特殊車両として扱われるケースが多く、通常の車両とは異なる規制があります。

🔹 特殊車両として規制される条件

車両の以下の項目が、道路法の基準を超えている場合は「特殊車両」となります。

車両の長さが12mを超える
車両の幅が2.5mを超える
車両の高さが3.8mを超える(※高速道路は4.1mまで)
車両の総重量が20tを超える

これらの条件を満たす場合、特殊車両通行許可の申請が必要!

特殊車両を運行する場合は、国土交通省に通行許可を申請する必要があるため、
事前にルールを確認し、適切な許可を取得することが大切です。


📦 2. 運搬時の積載ルール – 安全な積み込みのためのポイント

建設機械や資材を運ぶ際には、適切な積載方法が求められます。
誤った積載をすると、運搬中に荷崩れを起こしたり、車両のバランスが崩れて事故の原因になります。

🔹 積載ルール(道路交通法)

積載物が車両の長さを超えないこと(荷台より1.1倍以上出ない)
荷物の高さが3.8mを超えない(高速道路では4.1mまで)
積載重量が車両の最大積載量を超えない
荷崩れしないように適切に固定する

📌 積載時の重要ポイント!
🔸 重量バランスを考慮する → 荷物を均等に配置し、車両の重心を安定させる
🔸 固縛(荷締め)をしっかり行う → ラッシングベルトやワイヤーで荷物を固定
🔸 荷崩れ防止対策を徹底 → 走行中の振動やカーブの影響を考慮

🚛 特に建設機械の運搬では、振動や急ブレーキによる荷崩れを防ぐための固縛が必須!


⚠ 3. 運搬時に気をつけるポイント – 安全運転とリスク対策

特殊車両を運行する際は、通常の車両よりもリスクが高いため、安全運転が欠かせません!
特に、建設機械の運搬では、重量が大きいため制動距離が長くなるという特徴があります。

🔹 安全運転のポイント

急発進・急ブレーキを避ける → 荷物がズレる原因になる
速度を控えめに走行する → 特にカーブや交差点での横転リスクを回避
坂道ではギアを適切に調整する → 重量があるため下り坂ではスピードに注意
夜間・悪天候時の視界確保 → 大型車は死角が多いため、ライトやミラーを活用

📌 走行中に気をつけること!
🔸 強風時は横風に注意! → 特に高さのある積載物は風の影響を受けやすい
🔸 信号待ち・渋滞時の車間距離 → 重量がある分、制動距離を長めに取る
🔸 休憩をしっかりとる → 長距離運転では疲労が溜まりやすい

無理な運転を避け、安全を第一に考えた運行を心がけましょう!


📑 4. 運搬時に必要な書類と手続き

特殊車両を運行する際は、事前に必要な書類を準備し、適切な手続きを行うことが必須です。

特殊車両通行許可申請(国土交通省へ)
積載許可証の確認
運行計画の作成(経路・安全対策の確認)

特に、高速道路や特定の橋・トンネルを通行する場合、制限があることが多いため、
事前に経路をしっかり確認し、スムーズな運行ができるよう計画を立てましょう!


🚛 まとめ:安全運搬のために守るべきポイント!

建設機械の運搬は、通常の運送よりも厳格なルールと慎重な運転が求められます。
適切な車両選びや積載ルールを守ることで、事故リスクを減らし、安全な運搬が可能になります!

✅ 運搬時の重要ポイント

特殊車両の規制を守る!(通行許可・重量制限など)
積載のルールを遵守!(荷物のバランス・固縛を徹底)
安全運転を心がける!(急ブレーキ・スピードの出しすぎに注意)
事前の準備と計画が大切!(経路・書類・手続きを確認)

適切な準備と運転で、安全でスムーズな建設機械運搬を実現しましょう!


🛠 次回予告:「運搬の現場でよくあるトラブルとその対策」

次回は、運搬中に起こりがちなトラブルとその対策について解説します!

よくあるトラブル例
🚛 積載物のズレや荷崩れ
🚛 車両の故障・トラブル
🚛 通行制限によるルート変更

トラブルを未然に防ぐための具体的な対策や現場での対応方法をご紹介します!

次回もお楽しみに!

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重量興業のよもやま話~第3回~

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重量興業株式会社、更新担当の富山です。

シリーズ③:運搬に使う車両とその特徴 – 建設機械運搬に欠かせない車両を徹底解説!

 

建設現場では、大型の建設機械や重機を現場まで安全かつ効率的に運ぶことが重要です。
そのために活躍するのが、トレーラー・ユニック車・セルフローダーなどの特殊車両!

これらの車両は、それぞれ異なる特徴を持ち、
運搬する建設機械の種類や現場の状況に応じて使い分けられています。

今回は、建設機械運搬に欠かせない主要車両とその特徴について詳しく解説します!


🚛 1. トレーラー – 大型建機の長距離運搬に最適!

🔹 トレーラーとは?

トレーラーは、牽引車(トラクター)と荷台部分(セミトレーラー)が分かれている車両で、
特に大型の建設機械や重量物を長距離運搬するのに適した車両です。

🔹 トレーラーの特徴

積載量が大きい → 重量級の建機や長尺物の運搬が可能
長距離輸送に適している → 高速道路での移動もスムーズ
荷台の種類が豊富 → 運ぶものに応じてセミトレーラーを変更できる

特に、20tを超えるような大型の建機(ブルドーザー・大型クレーン・ホイールローダーなど)を運搬する際には、
トレーラーのような強固なシャーシと大容量の荷台が必要
になります。

🔹 トレーラーの種類

📌 セミトレーラー → 一般的なタイプで、トラクターと連結して使用
📌 フルトレーラー → 牽引部分が2軸になっており、より安定した輸送が可能
📌 低床トレーラー → 建機の積み下ろしがしやすい設計で、大型建機の運搬に最適

➡ 大型の建設機械を運搬するなら、トレーラーが必須!


🚜 2. ユニック車(クレーン付きトラック) – 小型建機や資材運搬に便利!

🔹 ユニック車とは?

ユニック車とは、クレーンが付いたトラックのことで、
建設機械や資材の積み下ろしをクレーンで行えるのが大きな特徴です。

🔹 ユニック車の特徴

狭い現場でも活躍! → クレーンで荷物を持ち上げられるため、スペースが少ない場所でも作業可能
フォークリフトが不要! → 人手や重機がなくても積み下ろしができる
小型~中型の建設機械や資材運搬に最適!

🔹 どんな場面で使われる?

🔸 小型の油圧ショベル・コンプレッサー・発電機の運搬
🔸 足場材・鋼材・コンクリートブロックなどの資材運搬
🔸 狭い工事現場や高所作業での資材の吊り上げ作業

➡ 小型建機や資材を手軽に運搬・設置できるのがユニック車の強み!


🚚 3. セルフローダー – 積み降ろしがスムーズな運搬車両!

🔹 セルフローダーとは?

セルフローダーは、荷台が油圧で傾斜し、自走できる建設機械をそのまま積み込めるトラックのこと。

フォークリフトやクレーンが不要で、ショベルカーやブルドーザーなどの自走可能な建機をスムーズに積み降ろしできます。

🔹 セルフローダーの特徴

スロープを作れるので、建機を自走で積み降ろし可能!
フォークリフトやクレーンが不要なので、作業がスピーディー!
中型~大型の建設機械の運搬に適している!

🔹 どんな建機の運搬に向いている?

🔹 油圧ショベル(バックホー)
🔹 ブルドーザー
🔹 ロードローラー
🔹 ホイールローダー

➡ フォークリフトやクレーンを使わずに、自走式の建機をそのまま積み降ろしできるのがセルフローダーの最大の強み!


🚧 4. どの車両を使うべき?運搬する機械や現場に応じた最適な選択!

どの運搬車両を選ぶかは、運ぶ建機の種類や現場の条件によって変わります。

運搬するもの 最適な車両 理由
大型の建設機械(20t以上) トレーラー 長距離&重量物の運搬が可能
小型~中型の建機 セルフローダー 建機を自走で積み降ろしできる
資材や小型の建機 ユニック車 クレーンで簡単に積み降ろしできる
長距離運搬が必要な場合 トレーラー 高速道路の移動に適している

💡 適切な車両を選ぶことで、安全で効率的な運搬が可能になります!


🚛 まとめ:建設機械の運搬に欠かせない車両!

建設現場で活躍する運搬車両には、それぞれの特徴があり、用途に応じた最適な選択が重要!

トレーラー大型建機や重量物の長距離運搬に最適!
ユニック車小型建機や資材の積み降ろしがスムーズ!
セルフローダー自走できる建機を簡単に積み降ろしできる!

適切な車両を使い分けることで、工事の効率がアップし、安全な運搬が可能に!


🛠 次回予告:「運搬の際に気をつけるポイントと安全対策」

次回は、
**「建設機械運搬の際に気をつけるポイント」や「安全対策」**について詳しく解説します!

🚛 積載時の注意点は?
🚛 運搬中のリスクを防ぐ方法は?
🚛 法規制やルールを守るためのポイント!

など、安全に建機を運搬するための重要な知識をお届けします!

次回もお楽しみに!

 

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重量興業のよもやま話~第2回~

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前回は、「建設機械運搬とは何か?」についてお話ししましたが、今回は実際にどんな建設機械をどのように運搬しているのかを詳しく紹介していきます。

建設現場では、さまざまな種類の重機や機械が活躍していますが、それぞれの大きさや用途によって運搬方法が変わってきます。

今回は、建設機械の種類ごとに特徴や運搬時の注意点も交えながら解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!


運搬する主な建設機械とその特徴

 

1. ショベルカー(油圧ショベル)

特徴:
ショベルカーは、土木工事や解体工事で最もよく使われる建設機械のひとつです。

バケット(掘削部)を使って土や砂利、瓦礫をすくい取ったり、掘削作業を行ったりするのが主な役割。

機体が360度回転するため、狭い場所でも効率的に作業ができるのが特徴です。

運搬方法:
ショベルカーには、小型から大型までさまざまな種類があります。


小型(ミニショベル):4トン車やユニック車で運搬が可能。
中型(10tクラス):セルフローダー(傾斜式の荷台がついたトラック)を使用。
大型(20t以上):低床トレーラーを使用し、特殊車両通行許可を取得して運搬。

運搬時の注意点:
ショベルカーはキャタピラー式が多く、一般道を自走することはできません。

そのため、専用のトラックで運搬する必要があります。

また、バケット部分が飛び出しすぎると、運搬中のバランスが悪くなるため、適切な位置で固定することが重要です。


2. ブルドーザー

 

特徴:
ブルドーザーは、土を押しならしたり、大量の土砂を移動させたりするために使われる重機です。

ショベルカーとは異なり、バケットではなく、機体前面に大きなブレード(押し板)が付いているのが特徴です。

運搬方法:
小型(10t以下):ユニック車やセルフローダーで運搬。
中型(10t~20tクラス):低床トレーラーでの運搬が基本。
大型(30t以上):分解輸送が必要な場合もあり、特別な運搬計画が必要。

運搬時の注意点:
ブルドーザーはキャタピラー(クローラー)式なので、道路のアスファルトを傷つける可能性があり、基本的に公道を走ることはできません。

運搬時には、ブレード部分を取り外す場合もあり、事前に分解作業が必要になることもあります。


3. クレーン車

 

特徴:
クレーン車は、高所作業や重量物の移動に欠かせない機械です。

自走式クレーンとトラックに搭載するタイプがあり、工事現場の規模に応じて異なる種類が使われます。

運搬方法:
小型クレーン(ユニック車):自走できる場合が多く、運搬の必要なし。
中型(25t~50tクラス):クレーン車自体が走行可能なものもあるが、距離が長い場合はトレーラーで運搬。
大型(100t以上):解体し、トレーラーで複数回に分けて運搬する必要あり。

運搬時の注意点:
大型クレーンの場合、道路交通法の特殊車両通行許可を取得しなければならない場合が多く、事前の手続きが重要になります。

また、クレーンのアーム部分は伸縮式になっているため、適切に収納して固定する必要があります。


4. 発電機・コンプレッサー

 

特徴:
建設現場では、電源が確保できないことが多いため、大型の発電機やコンプレッサー(圧縮空気を供給する機械)が必要になります。

特に都市部の工事では騒音を抑えた静音型の発電機が求められることが多いです。

運搬方法:
小型発電機(100kg未満):軽トラックや2トントラックで運搬可能。
中型・大型発電機(数トン以上):フォークリフトで積み込み、平ボディトラックやユニック車を使用して運搬。

運搬時の注意点:
発電機やコンプレッサーは振動に弱いため、運搬時にしっかりと固定することが大切です。

また、燃料が入った状態での運搬は火災リスクがあるため、法律に基づいた適切な処理が求められます。


次回予告:建設機械を運搬する車両とその特徴

 

今回は、建設現場で使われる主な機械の種類と、それらの運搬方法について詳しくお話ししました。

次回は、**「建設機械を運搬するための車両とその特徴」**について、さらに詳しく解説していきます。

✔ どんなトラックやトレーラーが使われるのか?
✔ 運搬する機械によって、どの車両を選ぶべきか?
✔ 実際の運搬時に気をつけるべきポイントとは?

建設機械運搬には、それぞれの機械に適した車両を使うことが不可欠です。

安全かつスムーズに機械を届けるための工夫について、詳しくお伝えしますので、ぜひ次回もご覧ください!

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。

 

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重量興業のよもやま話

 

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重量興業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

 

 

重量興業株式会社監修!
重機回送雑学講座!

重機回送に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。

 

 

 

記念すべき第1回目のテーマは!

建設機械運搬の仕事についてです!

 

 

 

建設現場で活躍する重機や機械を、安全かつスムーズに現場へ届けるのが私たちの仕事です。

クレーンやショベルカー、ブルドーザーなどの大型建機から、小型の発電機やコンプレッサーまで、現場で必要とされるあらゆる機械を、安全かつ確実に運搬するのが私たちの役割です。

一般の方が道路を走っているときに、大型の建設機械を積んだトレーラーを見かけることがあるかもしれません。

しかし、その裏側でどれほどの計画や調整、安全対策が行われているのかまでは、なかなか知られていませんよね。

このブログシリーズでは、そんな建設機械運搬の仕事について、分かりやすく、そして少しだけ現場の裏側ものぞいていただけるような内容をお届けしていきます。

建設機械運搬の基本と役割
運搬時の工夫や注意点
安全管理や法規制について
現場でのリアルなエピソード

建設業界に携わっている方はもちろん、普段この仕事に触れることのない方にも、「こんな世界があるんだ!」と興味を持ってもらえたら嬉しいです。

まず、今回は「建設機械運搬とは?」について詳しくお話ししていきます。


建設機械運搬とは? その重要性と役割

 

建設現場では、さまざまな重機や機械が使われています。

例えば、道路工事にはショベルカーやブルドーザーが必要ですし、高層ビルの建設現場ではクレーンが欠かせません。

これらの建機はそれぞれに重要な役割を担っており、工事の進行に直接関わっています。

しかし、こうした建機はほとんどの場合、自走して現場まで移動することができません

小型のショベルカーであれば短距離なら移動できる場合もありますが、大型のクレーンやブルドーザーは道路を走ることができず、移動には専用の運搬車両が必要になります。

ここで私たちのような建設機械運搬の専門会社が登場します。

建設機械運搬の役割

 

工事のスケジュールに合わせて、必要な建機をピンポイントで届ける
 → 現場では工事の進行に合わせて、適切なタイミングで重機が届くことが重要です。運搬が遅れると工事がストップしてしまうため、時間管理がシビアに求められます。

道路交通法を守りながら、安全に運搬する
 → 建設機械の運搬は一般車両と異なり、特殊車両通行許可を取得する必要があったり、積載のルールが厳格に決められていたりします。

そのため、法律をしっかり守りながら、最適なルートを計画して運搬することが求められます。

現場の状況を考慮し、スムーズな搬入・搬出を行う
 → 建設現場は必ずしも広々としたスペースがあるとは限りません。

狭い道を通る必要があったり、搬入時に障害物があったりと、現場ごとに条件が異なります。

そのため、運搬時には事前の確認や計画が欠かせません。

これらを確実にこなすことで、建設現場が円滑に進むのです。

もし重機の到着が遅れたり、うまく搬入できなかったりすると、工事全体の進行に大きな影響を与えてしまいます

だからこそ、建設機械運搬のプロとして、時間厳守・安全確保・スムーズな搬入出を徹底することが求められます。


建設機械運搬の難しさとプロの技術

 

建設機械の運搬は、一見シンプルに見えて実はとても奥が深い仕事です。

運搬する重機によって車両の種類が変わりますし、積み込みや積み下ろしの方法も異なります。

さらに、ルート選定や法規制の遵守、搬入現場での対応など、多くの調整が必要です。

例えば、大型のクレーンを運搬する場合は、通行可能な道路を事前に調査し、高さ制限や重量制限をクリアできるルートを選定する必要があります。

また、搬入先のスペースが限られている場合は、バックで慎重に進入するなど、高度な運転技術も求められます。

また、天候や道路状況によっては予定通りに進まないこともあり、その都度柔軟な対応が求められます。

こうした現場での判断力や経験が、運搬のプロとしての腕の見せどころとなります。


次回予告:どんな建設機械をどのように運搬するのか?

 

今回は、建設機械運搬の重要性や役割についてお話ししましたが、「実際にどんな機械をどのように運ぶのか?」については、まだ触れていませんよね。

次回のブログでは、具体的な建設機械の種類と、それぞれに適した運搬方法や車両について詳しく解説していきます。

✔ どんな建設機械が運搬されるのか?
✔ 機械の大きさや種類によって、どのような車両を使うのか?
✔ 運搬時に気をつけるポイントとは?

こうした内容を、分かりやすくお届けしますので、ぜひお楽しみに!

建設現場の仕事を陰で支える、建設機械運搬の世界をぜひ知ってもらえたら嬉しいです。

次回もぜひチェックしてください!

 

 

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