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重量興業のよもやま話~第19回~

皆さんこんにちは!

 

神奈川県茅ヶ崎市を拠点に一般運送業と重機回送運搬を行っている

重量興業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

🏗クレーンの活用

〜重機を“持ち上げる”職人技とチームワーク〜


大型車両や建設重機の搬送現場では、「クレーン作業」が欠かせません。
地上からでは動かせない重量物を、数十トンの力で空中に持ち上げ、正確に積み込む。
この作業には、緻密な計算とチームの呼吸が必要です。

クレーンは、ただの“吊り上げる道具”ではありません。
それは、現場を動かす心臓のような存在なのです。


🔩 クレーンが活躍する場面

 

重機や資材の搬送といっても、現場はいつも平坦ではありません。
狭い路地、段差のある敷地、建設中の高所――
そこに車両を直接入れられないとき、頼りになるのがクレーンです。

たとえば…

  • 建設現場の高層階へユニットを吊り上げる

  • 狭小地でトラックの荷台へ重機を積み込む

  • 港湾や山間部など、足場の悪いエリアへの搬入

これらの作業は、一つのミスが命取り。
吊り上げ角度、重心、風の強さ――
あらゆる条件を読み取って、安全に吊り上げる判断力が求められます。


⚙️ クレーンオペレーターと誘導員の連携

 

現場では、クレーンオペレーターと誘導員(地上スタッフ)が一心同体
お互いの信頼がなければ、1ミリも動かせません。

オペレーターは運転席から見えない死角を、誘導員の合図で把握します。
「あと10センチ下げて」「左へ振って」「ストップ!」
その一つひとつの声と手信号が、安全な吊り上げの鍵

誘導員の冷静な判断力と、オペレーターの的確な操作が合わさったとき――
数十トンの重機が、まるで羽のようにふわりと動くのです。


🚛 現場での工夫と安全意識

 

クレーン作業は常にリスクとの戦い
だからこそ、現場では次のような安全対策を徹底しています。

  • ワイヤーの摩耗・金具の緩みを毎朝点検

  • 荷のバランスを事前にシミュレーション

  • 吊り荷の下には絶対に人を立たせない

  • 通信機器・無線を使い、確実な指示伝達

また、風速や気温、地盤の硬さによっても判断が変わります。
「今日は風が強いから作業を中止しよう」と言える勇気も、プロの証です。


💬 求職者の皆さんへ

 

クレーン作業は、**力仕事ではなく“知恵の仕事”**です。
数字・重心・安全・連携――その全てを考えながら動く。

そして何より、この仕事の魅力は「空中で動く瞬間の緊張感」。
自分の合図で何十トンもの重機が動く――
その瞬間の達成感は、他の仕事では味わえません。

「大きな仕事を動かしたい」「現場の中心で活躍したい」
そんな想いを持つ方にこそ、クレーン搬送の現場は向いています。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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神奈川県茅ヶ崎市を拠点に一般運送業と重機回送運搬を行っております。

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