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皆さんこんにちは!
重量興業株式会社、更新担当の富山です。
目次
~プロの技術と工夫が光る“積み込み”と“現場搬入”のリアル~
今回は、普段はあまり表に出ることのない**「建設機械の運搬作業」**について、現場の視点からご紹介します。
ショベルカーやブルドーザー、クレーンなどの大型重機を安全かつ効率的に現場へ届ける――
その裏側には、プロの技術と細やかな工夫が詰まっています。
一見、ただトレーラーやセーフティーローダーに乗せるだけ…と思われがちですが、
実際の積み込み作業は慎重さと高い判断力が求められる作業です。
重心のバランスを確認しながらラダー(スロープ)に乗せる
傾斜角度や路面状態を事前チェック(滑り防止・ラダー固定)
重機の形状・大きさに応じて最適な積載位置を調整
運転者と誘導者の声掛け・合図の徹底
特に雨の日や傾斜のある現場では、わずかなズレが事故につながるため、一瞬の気の緩みも許されません。
都市部や住宅密集地など、現場への進入路が極端に狭いケースも珍しくありません。
「電柱ギリギリを通る」「民家との隙間20cmしかない」
→ ドライバーがミリ単位でハンドル操作しながら進入
「Uターンできない」
→ 後進での搬入を想定したルート構成
「通学路・交通量の多いエリア」
→ 誘導員を複数配置して安全確保
こうした場面では、**事前の下見(現地調査)**がカギを握ります。
実際に地形を確認し、「何時に搬入すべきか」「どの角度で旋回するか」まで細かく段取りを組んでおくことで、当日の作業がスムーズに進行します。
積み込みから搬入・搬出まで、すべてを一人でこなしているように見えても、
その背後には作業スタッフ・重機オペ・現場監督との連携が欠かせません。
たとえば、
積み込み時の合図出し
現場での安全確認
工事の進行状況に応じたタイミング調整
すべてがスムーズにかみ合ってこそ、「予定通りに運べた!」という結果につながります。
建設現場で活躍する重機の“搬送役”――それが建設機械運搬の仕事です。
人目には付きにくい裏方の業務ですが、精密な作業と高い技術力が支えているからこそ、現場は予定通りに動いています。
次回は、そんな運搬の現場で実際にあった“ヒヤリ”とした出来事や、トラブルを乗り越えたリアルなストーリーをご紹介します!
次回もお楽しみに!
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